(2013/05/10)

         
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2006年9月に横浜に初寄港したサファイア・プリンセスの動画も含めています
ダイヤモンドプリンセス(2004年3月就航 116000トン)という客船の名前を聞けば、2002年10月三菱重工長崎造船所で発生したショッキングな火災のニュースをご記憶の方も多いと思います。

当時、三菱重工は同型の客船二隻を並行して建造しており、その一番船であった「ダイヤモンド・プリンセス」で約40%を焼くという大きな火災が発生しました。このため、二番船となるはずだった「サファイア・プリンセス」を急遽「ダイヤモンド・プリンセス」として先に就航させ、火災に遭った「旧ダイヤモンド・プリンセス」は修理を経て「サファイア・プリンセス」として同じ年に就航させたという経緯があります。(そこまでに至らない、まだ火災直後の生々しい報告(10月4日付)が、三菱重工ニュースとしてWEBに残っています)

そして、二番船の「サファイア・プリンセス」は2006年9月に横浜に寄港していますが、「ダイヤモンド・プリンセス」は今回が初めてです。同じ平日の寄港でしたが「サファイア・プリンセス」のときは歓迎の太鼓演奏があり、見物客も多かったのですが、今回の「ダイヤモンド・プリンセス」は見物客も少なめ、歓迎放水や太鼓、バンド演奏も無く、淡々と着岸しました。

歓迎の放水や、演奏を行うかどうか、どういう基準で決まるのか知りませんが、日本にゆかりの大型客船の初寄港にしてはちょっと寂しい感じも受けました。