(2009/11/03)
写真整理を終わり、確定版です

         
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私の記憶違いでなければ2002年以来7年ぶりに快晴となった入間航空祭に3年ぶりに行ってきました。天気は最高でしたが、混雑が一段とひどくなった感じで、とにかく落ち着いて写真が撮れません。

天気もいいし、当然混雑することを見越して朝6時半前に北門の行列に並びました。まだ100人いるかいないかというくらい。その後段々行列が長くなり、門内に入れて、3回か4回に分けてじわりじわりと前進させます。そして8時半過ぎに最後の制限が取り払われると一斉にスタートダッシュ。この辺りは以前行った松島基地などののんびりした入場とは違います。

息を切らせながら首尾良く最前列を確保しましたが、この後解らない指示が・・・・・。脚立は全面使用禁止で、これは当然と思います。ところが最前列で折りたたみの小さな椅子を持ってきて座った人が大勢おり、私もバッグから椅子を取り出して座ろうとしたら「最前列は立ち見です。座る方は後ろへ下がってください」というアナウンス。

「最前列座って」という指示はよく聞きますが、「最前列立って」と言うのは何故でしょうか?当然2列目の人はかなり見づらく、3列目は見えるかも知れませんが、まともに写真を撮るのは不可能でしょう。わざわざ最前列に壁を作ってしまう意図は未だにわかりません。

もう一つ、多分今年から実施されたのが「レジャーシートの使用制限」です。飛行場地区は指定エリアのみ12時半まで使用可で、それ以後は撤去しなければなりません。最前列にいたので見えませんでしたが、12時半を過ぎて使っていた人もいたらしく、繰り返しアナウンスがされていました。

最前列を確保しても全員が立っており、レジャーシートが使えない余波で隣同士の間隔が無いうえ、前へ前へ乗り出す人がいて非常に写真が撮りづらい。そしてトイレなどで抜け出すのも戻るのも容易ではありませんし、食事も立ったままおにぎりをほおばるくらい。私は12時過ぎにトイレに行きましたが、周りの人のほとんどは朝9時から15時過ぎまで6時間以上、トイレにも行かず、飲まず食わずで立ったままでした。ちょっと私にはマネができませんので、ときどき膝をついたりしていましたが。

今までいろいろな場面で撮影の苦労をしてきましたが、これほど体力的にきつく、忍耐を要するところは例がありません。私はすっかり戦意喪失で、今後ブルーインパルスの機種変更でもあれば来るかも知れませんが、それまではもう入間に来ることは無いでしょう。幸い、今年は最高の天気で「卒業制作」としては思い残すことのほとんど無い写真が撮れました。