（2012/04/08）
         
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いつまで続くのかとうんざりしていた寒さもようやく和らぎ、東京の桜も満開を迎えました。昨年は東日本大震災のあおりでライトアップが中止になった千鳥ヶ淵も、好天に恵まれたこの終末、いつもの賑わいを取り戻していました。

夜桜は撮影がなかなか大変ですが、まだ空の青みが残っている時間帯が一番きれいに見えます。そして、夜桜に限りませんが桜の撮影で威力を発揮するのが（超）広角レンズです。

無論アップで撮った桜もきれいですが、枝ぶりを全体的に捉えたり、スケールの大きさを表現するには広角レンズが欠かせません。魚眼レンズでもあれば一層面白い写真が撮れるのでしょうが、貧乏人には手が届かないので、10ミリ（３５ミリ換算で１６ミリ）の広角レンズを多用してみましたが、夜桜では日本画を思わせるような面白い構図の写真も撮れたりしました。