(2010/07/17)

         
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佐原は何度か行きましたが夏祭り(香取市のサイトはこちら)は初めてです。夏祭りの日程は今年から「7月10日過ぎの(最初の)(金)~(日)」となりました。昨年のように成田祇園祭とのバッティングがないようにということでしょうか。

この日は梅雨明けで晴天はいいのですが猛烈な暑さ、オマケに私は先日今まで経験がないくらいひどい気管支炎にかかってしまい、病み上がりでムリはできないので、なるべく日陰を選んで撮りました。秋祭りは山車が14台出ますが、夏祭りは10台。そのうえこの暑さで、山車を探して歩き回るのはきついので祭りの中心部で待ちかまえました。そのため、夕方の「のの字廻し」のために集合するまでに撮れたのは6台でした。

「動の成田、静の佐原」と言われますが、佐原の山車は走ることはありません、また成田と違って殆ど平地なので、坂の上り下りという風景は見られません。そのかわり、少し動いては佐原囃子、また動いては佐原囃子と、踊りが随所に入ります。混雑も「のの字廻し」を除けば殆どありませんので、ゆっくりと写真が撮れます。

さて、その「のの字廻し」ですが、夏祭りでは2日目の夕方一回だけで、全ての山車が集まるので、当然混雑もありますが非常に写真が撮りにくい、目で見るのも一苦労です。「香取神宮入口」という交差点で行われますが、前列の観客が座って待っていると、その前に踊り手や祭りの関係者、警備の警察官が隙間無く立ちふさがってしまうので、ほとんど見えません。

私も最前列を確保しましたが、結局立ち上がらざるを得ず、さらに写真は手を伸ばしてブラインドで撮るしかありません。踊り手のエリアを観客エリアと分け、警察官もしゃがんでもらう(京都の祇園祭の辻廻しの時のように)などの工夫が必要だと思います。