今年も浅草サンバカーニバルの写真掲載を終わり、ホッと一息です。このイベントは私のサイトの中でも横浜国際仮装行列と並んで重要なテーマと考えていますが、いろいろなイベントのなかで写真撮影が最も大変です。
先ずは場所取りが大前提です。１キロ足らずのパレードコースに大変な観客が詰めかけるので、どこと言って楽に撮影できる場所はありません。無論早い時間に行って最前列を確保し、車道の交通規制が始まるのにあわせて道路に出れば、最前列に出るのはさほど難しくないと思います。ただ、最前列は小さなイスを使っている人もいますが、基本的にはぺたっと道路に座らなければなりません。
そして長丁場のイベントなので、体力的にもかなりきついです。道路に座ったまま撮るのも疲れるでしょうが、私は立ったまま撮影しました。無論これはこれで疲れます。ときどき水分補給をしながらですが、さすがに終盤近くなるとふくらはぎの辺りが突っ張った感じになります。大抵のイベントは「もう終わっちゃうの、残念だなあ」という気になるものですが、浅草サンバは「もうそろそろ終わってくれないかなあ」という気になるのも確かです。無論それを上回る魅力があるから最後まで撮り続けるのですが。
そして撮り終わった瞬間、「今年もなんとか無事に撮れた」という安堵感、達成感、疲労感などが一気に押し寄せてきます。別にプロのカメラマンじゃなし、なにもそんなに入れ込むことは無いのですが、毎年撮り続けて欠かせないテーマになっているので、「最初から最後まで完全収録しなければ」という気になります。
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