(2006/12/03)

         
Large(1600×1067)でご覧になる場合は「F11」キーで画面が広く使えます。戻すときは再度「F11」を押してください
京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに「日本三大曳山祭」のひとつに数えられている秩父夜祭に初めて行ってきました。この時期に秩父でしかも夜となればさぞかし寒いだろうと覚悟して行きましたが、幸い素晴らしい天気で風もほとんど無かったためか、それほど寒さは感じませんでした。(秩父観光協会のサイトはこちらです

とはいえ、池袋から西武線の特急レッドアローで1時間半近くかかりますので、朝早く(3日は9時に秩父神社に6基の鉾・屋台が揃います)から、夜の花火終了の22時まで、ずっと祭の風景を追いかけるというのは、体力的にもかなりきついと思います。
私は9時50分くらいに秩父に着きましたが、既に鉾・屋台はほとんど秩父神社から市内に出ており、結局最後まで見られなかった屋台もありました。(再度全部が勢揃いするのは20時過ぎのお旅所ですが、ここは予約の観覧席をとっていないと立ち入りができません。またお旅所に近い道路は19時くらいから人の通行も止められてしまいます)
土日が重なると30万人くらいの人出になるそうですが、今年もクライマックスの3日が日曜日ということもあって、特に目立ったのが午後2時とか3時過ぎに到着するバスツァー。「道の駅ちちぶ」は次から次と到着するツァー客であふれかえっていました。

同時に行われる花火ですが、開始が20時前、終了は22時と普通の花火大会と比べて随分長いですが、そんなに何万発も打ち上げるわけではないので、結局インターバルが長くなっています。今日はそれほど寒くなかったので助かりましたが、お旅所にも入れず、通行止めになった国道140号線から建物の隙間を見つけて花火見物する一般の観客にとっては、沈黙した夜空を見つめているのはちょっと辛いモノがあります。私もあきらめて21時くらいに引き揚げました。

いずれにしても朝・昼の屋台曳き廻しから夜のお旅所への屋台の移動や花火などの見所の間はかなり時間が空くことになります。喫茶店は秩父周辺で10軒くらいあるようですが、安くて気軽に時間をつぶせるスタバ、ドトールのような店は見あたらず、外は寒いし私は結局3時頃からずっと秩父神社でipodを聞いていました。
今まで祇園祭、高山祭も行きましたが、しっかり見ようとするとこの秩父夜祭が一番体力と忍耐を要するように思います。